Archive for 3月, 2015

学校の回転遊具で発電

西アフリカのガーナ南東部、ボルタ川に浮かぶペディアトルコペ島は、ガーナの中でも最も貧しい地方部だ。貝の養殖を生業とする人が多いこの島は、国の送電網とは切り離されているにもかかわらず、電力の面では首都アクラや他の地域よりも恵まれているそうだ。それは、子どもたちが遊ぶエネルギーおかげなのだそうだ。ペディアトルコペ小学校には特別な遊具がある。この遊具に載って子どもたちが遊ぶと、タービンが周り、LEDランプに使う充電式バッテリーに蓄電される。子どもたちはそのLEDランプを家に持ち帰り、バッテリーが切れるとまた学校に持ってきて充電するそうだ。遊具による発電のアイデアは、米慈善団体「エンパワー・プレーグラウンド」の発案だと言う。これによって家庭に電気が点くようになり、子どもたちは家でも勉強できるようになった。

ガーナはエネルギー不足に苦心している。エネルギー問題は経済活動を停滞させ、国全体の開発への影響も懸念されている。大半の家庭では12時間は電機は通るが次の24時間は電気がない状況だそうだ。ペディアトルコペ島では回転遊具での発電のほかに、太陽光を使った事業も進められているそうだ。こうした取り組みがガーナ全体、また世界的に広まっていけば発電所問題の解決の糸口にもなるかも知れない。

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